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◆第33回 中小企業優秀新技術・新製品賞受賞 ガス抜きベントのご紹介
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【第33回 中小企業優秀新技術・新製品賞受賞 ガス抜きベントのご紹介】
~射出成形金型内ガス排気効果による品質改善/メンテナンスサイクル向上~
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弊社にて取り扱い致しておりますガス抜きベント「エコベントフラット」が第33回 中小企業優秀新技術・新製品賞受賞を受賞致しました!
これまでもエコベントシリーズは、ガスに起因する射出成形不良対策の切り札として長年にわたり多数の販売実績を誇り、プラスチック成形業界でも注目される製品ですが、この程新シリーズのエコベント”フラット”シリーズをリリース致しました。
軽量、強度UPを目的とした金属代替高機能材料、一方では廃プラ低減を目的とした生分解性プラスチック材の拡大等々、新成形材料の出現は、日々成形不良対策で皆様の頭を悩ませていることと思います。
エコベント以外の従来方策は、排気に必要な排気断面積は0.1-0.5mm2が限界です。”フラット”シリーズはエコベントが有する40mm2以上(従来比100倍以上)の排気断面積を維持しながら金型の製品部内にピンポイントで設置する事が可能です。
成形不良対策でお悩みの方は是非、ご一読ください。
■金型内ガス排気の切り札「エコベントフラット」とは
射出成形時に不良の原因となる金型内に滞留するガス及び空気等の気体を放出する十分な空間と粘度差で気体のみを型外へ放出するバタフライ弁構造を採用し、ほぼ全量の気体を排気出来ます。
成形時、気体が金型内に残ると*キャビティ内圧力の増加による製品のソリ、焼け、ショートなどの問題が発生
*樹脂から発生するガス(汚れ)が内部に滞留する事により金型の汚れ
*汚れによる転写不良/表面加工不良
*金型のメンテナンスサイクル頻度の増加、及び金型寿命の低下
これら問題について、従来のガス対策で満足していますか?
そのお悩みにエコベント”フラット”シリーズがお答え致します!
■エコベントフラットが実現させる効果的なガス排気とは
近年の材料高機能に伴い、種々添加剤が材料中に添加されており、結果としてガス発生量が従来の材料と比較して格段に発生するケースが増えております。一方で、従来型のガス対策では排気能力の観点から限界が見えています。実際、現実問題として感じている方も多数いらっしゃると思います。
エコベント”フラット”は、従来比100倍以上の排気断面積を有し、設置個所もガスだまりとなる製品部の流動末端部に設置可能な為、特にガスが多い樹脂材料に絶大な効果を発揮致します。
従来型のエコウインドシリーズと違い、余肉(TAB)が発生しません。従いまして余肉処理の心配もありません。
手軽にランナー側に設置可能な従来型エコベント、”エコウインド”シリーズと併用する事により、究極のガス対策及び理想的な成形条件確立も可能となります。
ご興味のある方は是非、ご相談ください。
※参考として第33回 中小企業優秀新技術・新製品のURL
https://biz.nikkan.co.jp/sanken/shingizyutu/33shingizyutu.html
※カタログ資料は下記URLよりダウンロードできます。(PDFファイル約1MB)
◆https://www.ryokosha.co.jp/pamphlet/dl.cgi?name=210423-1&type=pdf&id=373