2D分光放射計 SR-5100
画像を分光スペクトル解析。
高解像度(500万)で高輝度分光測定(170憶cd/m2)が1nm毎におこなえます。
SR-5100シリーズは分光、XYZモードを搭載。
概要
SR-5100は、従来の点測定の分光放射計と同等の性能を有した2D分光放射計です。
機器の校正には光のトレーサビリティのとれた光源を使用し、高精度な輝度・色度の精度保証を実現しました。
非破壊・非接触で光源の波長特性や材料の分光透過率特性、物体の分光反射率特性など光源や物体の特性を500万で170億cd/m2を1nm毎に分光特性評価をおこなうことができ、多岐にわたる製品の品質を高く維持することに貢献する光計測機です。
2D分光放射計SR-5100は物体が持つ固有のスペクトルを分析することで、人間の目やフィルタ式の二次元輝度計では評価困難な特性や発光製品のみならず、物体の反射光評価やシミュレーション評価に活用できます。
開発スピードが加速しているマイクロ/ミニLEDディスプレイや部材関係、物質の質感、スキンケア、繊維染織物、景観など幅広い業種・用途にてご使用頂けます。
特長
- 高解像度500万画素(2448×2048)で高輝度分光測定(170億cd/m2)が可能です。
- 非破壊・非接触で光源の波長特性や材料の分光透過率特性、物体の分光反射率特性など光源や物体の特性を高精度に500万ポイントの分光評価がおこなえます。
- スポットタイプの分光放射計と同等の性能を有した2D分光放射計です。
- 光のトレーサビリティのとれた光源を使用した校正により高精度な輝度・色度の精度保証を実現しました。
- 分光とXYZフィルタの測定方式を搭載した各々の長所を生かした高精度と高速のコンバーチブルモデルです。
- ソフトウェアを標準で付属しております。
主な用途
- LCD、OLED、QD、レーザー、マイクロLEDや関連部材などの輝度・色度、分光スペクトル評価
- 自動車のメータパネルや内外装照明の発光分布特性、分光スペクトル評価
- LED照明、OLED照明の発光部の輝度・色度ムラ、分光スペクトルムラ評価
- 室内や屋外における景観全ての物体の分光スペクトル評価
- 繊維染織物の分光スペクトル評価
- 肌のシミや色素沈着などのスキンケア評価
- 吸収、反射、透過特性の分析
- フィルムやガラスコーティングのムラ、干渉縞計測
- 病理組織の染色状態のわずかな違いの解析や定量化評価(SR-5100HM+顕微鏡)